2年7月

「つばめ」が巣を造りました、場所は東海銀行木曽川支店の正面玄関から
見て左側(西側)の壁です。 
まずもっては、この場所に造ったことに感心しました。
そこを、よくよく見ますと、天敵である蛇や猫はとても登っていけないでしょ
うし、雨露や風からも防御されています。
 昭和十七年に支店開設させて貰って以来、今までにそのような事が有っ
たという記録は、当然ですが何処にも残っていません。
又、古参の行員に聞いても誰の記憶にも有りません。
この「巣」は今年初めて「つがい」と、なったつばめ達の物か、何らかの事
情で引っ越して来た物かは、判りませんが、昔から 「福を運んで来る」と言
われて広く親しまれています。 
我がお店の「巣」は、まさに愛鳥週間に造り始め、わずか三 〜四日で完成
これにも大いに驚きました。
不思議な物でいざ「巣」が出来ますと、家族か身内のような気がしまして、
朝、昼、夕、と機会あるごとに、近くから見ています。
 ところが、誠に残念なことに、この文章を書いている六月十日現在では、
未だ「雛」の顔が見えないので少々心配をしています。
 何はともあれ、無事かえって、大海原を越えた遙かなる越冬地へ飛んで
行って欲しいと思っています。
そして、また来年も帰ってきて欲しいと支店の行員達と話をしていますが、
どうなることやら。
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13年5月

昨年七月号の、かわら版春秋でご紹介しました「つばめ」が、帰って来ました。
昨年の記事を振り返りますと、東海銀行木曽川支店の正面玄関から見て左
側(西側)の壁に「つばめ」が営巣し、一度だけの繁殖でしたが、雛四羽が無
事巣立ったと言うものです。
昨年、支店の行員達と「また来年も帰って来て欲しい」と話をしていましたから、
四月五日に巣に入った「つばめ」を見た時は嬉しさで一杯でした。
ところで、このつばめ達は、巣立ちの後フィリピン、インドネシアまで遙か四千
kmもの長距離を渡るのも驚きですが、迷う事無く同じ所へ帰って来るのには
神秘的な物を感じます。
 それから「つばめが低くと飛ぶと雨が降る」こんなお話はご存知の方も多いと
思いますが、「雨が降る前には、餌の虫が低く飛ぶのでそれを捕るつばめ達も
低く飛ぶ」事から言われており立派な科学的根拠が、有っての言い伝えのよう
です。
皆様方もつばめの飛んでいる高さと、翌日の天気を見比べてみて下さい、きっ
と良く当たっていると思いますよ。
また帰って来たつばめは親か子か?と言う議論が有りますが、誠に不謹慎な
がら、雌の親つばめが昨年とは別の雄と来たと言うので、ここから「若いつば
め」なる言葉が出来たとも聞きますがこれは×ですね。
今年は時期的に巣立ちが二度見えると期待しています。

つ ば め

(写真提供:俵 慶蔵様)